このアーティストを聴け! 〜GRANRODEO〜②
前回の続きです。
GRANRODEOというアーティストと運命的な出会いをした僕ですが、まさかここまでハマるとは思ってませんでした。
そんなGRANRODEOの魅力をご紹介します。
まず、カバーしてるジャンルがバカ広い。
例えば前回紹介した『Can Do』なんかは、ハイテンションイケイケな感じで、めっちゃアニソン!!って感じです。
こういう曲ももちろん多いんですが、作曲を担当するe-ZUKAはもともとロック出身。半端なくカッコいいロックの曲も多くあります。
例えばライブでも定番の『カナリヤ』。こんな格好いい曲あります???
バラードも歌います。
バラードで言えば、個人的にこの『なんとなく消したストーリー』が好きですかね。切ない気持ちになる。
そしてGRANRODEOのジャンルの広さが伺える、僕がめちゃめちゃ好きな曲の1つが『wonder color』です。
ここまで楽しくなる曲作れますかね????歌詞も曲も底抜けに明るい。ライブで生で聴けたらメチャメチャ飛び跳ねそうです。
こんな感じで、いろんな曲を器用にたくさんこなすのがGRANRODEOの魅力です。よくこれだけいろんなアイデアが湧いてくるなぁと感心します。
僕はもともといろんな曲が楽しめるアーティストとかジャンルが好きだったので、ここに引き寄せられたのは必然のような気がしました。
その点で言うと、アニソンっていうジャンルは実質オールジャンルと言っても過言ではないと思うので、もともとアニソンに惹かれたのもこの点が大きかったのかもしれません。
次。歌詞がいい。
個人的にメチャクチャ好きなのは、『メズマライズ』という曲。さっきも出てきた『Can Do』のB面曲なのですが、テーマが「処女喪失」とかいう最高にロックな曲です。
そんな『メズマライズ』、歌い出しがコレ。
乙女が少女 抜け出す症状
目に止まるは darkness
センスの塊である。
歌い出しから韻踏んでくるし、よくよく聞いたら処女喪失のこと歌ってるし、もう最高にシビれました。
あとは『beautiful world』という曲の
止まぬ雨はないけれど 晴れない空もないだろう
とか。『ボルケーノ』の
しぼり出すんだ もっと僕のザーメン
とか。言葉遊びが多彩すぎて毎回楽しいです。
あと、楽器陣が上手い。
GRANRODEO、普段のライブは2人に加えてベース+ドラムの4人体制でやってます。
ベーシストは瀧田イサム。 6弦&ベースから生えてるしっぽが特徴的な、エロいオッサンです。僕の憧れのベーシストの1人でもあります。
ドラマーはつい最近まで長井VAL一郎というこれまたオッサンがやってたのですが、去年あたりからSHiNという人が務めています。
個人的にはこの交代は解せなくて、というのもそのルックスや色気からGRANRODEOは女性ファンが多いのですが、そんな中で長井VAL一郎さんは全然色気なくて男性のファンが多かったんですね。
それに反してSHiNは若くて、どちらかというと可愛い系の人っていうイメージがあります。なので女性受けがメチャメチャよく、スカした野郎だ・・・という印象です。
・・・そんな話は置いておいて、バンドがとても上手い。ライブでは毎回楽器陣のソロコーナーがあり、鳥肌立たされまくってます。
さっきの『wonder color』の動画、後半はその楽器陣ソロ回しです。アドリブだとか遊び心とかがたくさん垣間見えてとてもいいソロ回しなので、ぜひ見てみてください。
そんなこんなで、GRANRODEOというアーティストの紹介でした。
最後にオススメのアルバムをご紹介しておくと、浅く広く聴きたいなら10周年でリリースされたベストアルバム「DECADE OF GR」がオススメです。
普通のアルバムだとどれも良いアルバムなのですが、強いて言うならオススメは「CRACK STAR FLASH」 ですかね。
『Can Do』も入ってますし、ライブで定番の『NO PLACE LIKE A STAGE』、個人的にどハマりした『urban sweet』、壮大な『希望の彼方へ』など、聴き応えのあるアルバムだと思います。
ぜひ!聴いてみてください!アルバム全部持ってるので個人的な知り合いは声かけてくれたら全貸しします!!