TeXテスト
どうやらはてなブログ、ちょっといじくるだけでTeXのコマンドがそのまま使えるらしい。
TeXが分からない人のために補足しておくと、簡単に言えばMicrosoft Wordだとか一太郎だとかいった文書整形ソフトの学術者向けバージョンです。
数式や体裁が非常に整った形に書くことができ、論文や講義のpdfなどはTeXで書かれることが多いというか、ほとんどそうだと思われます。
TeXの使えない理学部大学生に人権はないといっても良いでしょう。
こちらのサイトを参考にさせていただきます。
具体的には、HTML編集の一番上に
<script src="https://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-MML-AM_CHTML" async="" type="text/javascript"></script>
を貼り付けるだけ。 どれどれ。
\begin{equation} e^{i\theta} = \cos{\theta} + i\sin{\theta} \end{equation}
おお!美しい。
というわけでタイトル通り、TeXのテストを兼ねて今日のゼミで行った計算をしてみたいと思います。
詳しい経緯は省きますが、σを引数とする関数Tが
\begin{equation} T(\sigma) = p^{\mu}(\sigma) x'_{\mu}(\sigma) \end{equation}
あれ?
どうした急に。もう一回やってみよう。
\begin{equation} T(\sigma) = p^{\mu}(\sigma) x'_{\mu}(\sigma) \end{equation}
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
\begin{equation} T = p^{\mu} x'_{\mu} \end{equation}
引数のσを消去すればうまくいくみたいですね。なんじゃそりゃ。
同じように苦しんでる人もいました。
どうやらこちらの記事にあるように、\sigmaや\tauなどははてなブログの機能として自動リンクが勝手に貼られてしまい、TeX環境中で使えないようです。
自動リンクを消去するにはProへのアップグレードが必要だそうです。こんなところから搾取しようとするとは、はてなブログ商魂逞しすぎる。
うーん、これはなかなか致命的ですね。
解決策としては、単純に\sigmaじゃなくてσで出すとか?
\begin{equation} T(σ) = p^{\mu}(σ) x'_{\mu}(σ) \end{equation}
意外と綺麗。アリですね。
もうPoisson括弧の計算とかはめんどくさいんで今回は無しにしますが、これから物理関係の記事を書くときは使えそうだと思いました。
それでは今日はこの辺で。